挨拶

2023年度 日本学術会議・日本薬学会主催シンポジウム「AIが拓く創薬と医療の未来」を開催いたします。
AI（人工知能）は、IoTやビッグデータとともに第4次産業革命を牽引する中核的技術であり、さまざまな様態で社会への浸透が進んでいます。医学・薬学・工学などの学術分野では、ビッグデータの取得・蓄積に計算科学や情報科学の発達も相俟って、データ駆動型研究が隆盛を極めつつあります。AIは今、このような動向とも一体化し、加速度的な進化を続けています。創薬分野においては、研究開発の効率や精度の飛躍的向上を企図し、標的探索、化合物デザイン、薬物動態・安全性の予測など、様々な局面にAIが導入されています。一方、医療分野においても、精度の高い画像診断、治療方針の選択、医療者の負担低減などを目的としてAIが導入されています。本シンポジウムではこれらの最新動向を紹介し、AIがもたらす創薬と医療の未来について展望します。是非ご参加いただけますようお願いいたします。

2023年度 日本学術会議・日本薬学会主催シンポジウム
「AIが拓く創薬と医療の未来」
実行委員長　深見　希代子
東京薬科大学名誉教授

開催概要

名称	2023年度 日本学術会議・日本薬学会主催シンポジウム AIが拓く創薬と医療の未来
会期	令和6年（2024年）1月12日（金）13:00 〜 17:15
会場	日本学術会議講堂（東京都港区六本木7-22-34）
参加費	無料
実行委員長	深見　希代子 日本学術会議 薬学委員会 生物系薬学分科会 東京薬科大学名誉教授・生命医科学科 客員教授
主催	日本学術会議 薬学委員会 生物系薬学分科会 日本薬学会
共催	日本生命科学アカデミー
企画・ 運営事務局	〒135-8550　東京都江東区有明3-8-31 (公財)がん研究会がん化学療法センター分子生物治療研究部 清宮　啓之 お問合せ先：sympo240112@mos-jp.com

※ご参加の際は事前登録をお願いいたします。
事前登録は1月12日当日まで可能です。

プログラム

◇座長　
一條 秀憲（日本学術会議連携会員、東京大学大学院薬学系研究科細胞情報学教室教授）
深見 希代子（日本学術会議連携会員、東京薬科大学名誉教授・生命医科学科客員教授）

◇実行委員長
深見 希代子（日本学術会議連携会員、東京薬科大学名誉教授・生命医科学科客員教授）

◇司会
清宮 啓之（公益財団法人がん研究会がん化学療法センター分子生物治療研究部部長）

開会挨拶

13:00

開会挨拶 一條 秀憲（日本学術会議連携会員、東京大学大学院薬学系研究科細胞情報学教室教授） 岩渕 好治（公益社団法人日本薬学会会頭）

第1セッション

13:10	産学官連携による創薬AIプラットフォームの構築　AMED DAIIA 本間 光貴 国立研究開発法人理化学研究所生命機能科学研究センターチームリーダー
13:45	アカデミアがん創薬における計算化学の活用 清宮 啓之 公益財団法人がん研究会がん化学療法センター分子生物治療研究部部長
14:20	AIによるデータ駆動型創薬と医療 山西 芳裕 名古屋大学大学院情報学研究科複雑系科学専攻教授

14:55〜15:05 　休憩

第2セッション

15:05	生成AIで紐解く多細胞システムの動作原理 島村 徹平 日本学術会議連携会員 東京医科歯科大学難治疾患研究所計算システム生物学分野教授 名古屋大学大学院医学系研究科システム生物学分野特任教授（クロスアポイントメント）
15:40	AIと共に実現する新しい創薬・医療のかたち 夏目 やよい 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所AI健康・医薬研究センター副センター長 徳島大学先端酵素学研究所特任教授（クロスアポイントメント）
16:15	臨床応用を志向した医療AI研究開発：データ駆動型研究の創薬・医療への応用 浜本 隆二 国立研究開発法人国立がん研究センター研究所分野長 一般社団法人日本メディカルAI学会代表理事
16:50	特別発言 武藤 香織 日本学術会議連携会員 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野教授 理化学研究所生命医科学研究センター生命医科学倫理とコ・デザイン研究チームチームリーダー

閉会挨拶

17:05

閉会挨拶 長野 哲雄 東京大学名誉教授 日本生命科学アカデミー監事

会場

日本学術会議講堂

〒106-8555　東京都港区六本木 7-22-34
東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口

ポスター